クリフトンストレングス®との出会い
私がクリフトンストレングス®に出会ったのは、職場で人材育成に悩んでいる時でした。
その頃の私は、それぞれの仕事のやり方、速さ、正確さ、丁寧さが全然違う少人数チームの中で、上司からは「全員が一律に全ての処理において高いパフォーマンスが出せるようにして」と言われ、もうどうすればいいか全く分からず疲れ果てていました。
毎日のように、
「あれが出来ていない」
「作業がいい加減」
「遅い」
「メールの返信がない」
という厳しい声が届き、現場では自分も含め
「マンパワーが足りない」
「指示が明確じゃないから求められているものが分からない」
「自分のペースで働かせてほしい」
という声が上がるわけで…
どうすればチーム全体のパフォーマンスを底上げできるんだろう…
この時までの私は、1ヶ月に1回口内炎が複数出来てしまい、完治するまで2週間、
毎月繰り返しなので1年間に半年は口内炎とお友達な日々だったわけです。
特効薬はないと言われて気休めのトラネキサム酸を処方してもらい、薬局では怪しまれ…
※トラネキサム酸は美肌効果があるとのことで、美容目的の利用も多いようです。
そんな時にHRBPの方から紹介を受けたのがクリフトンストレングス®。
早速受けてみると…
何ですか!あなたはエスパーですか、サイキッカーですか!
とPCに向かって叫びたくなるほど、
「あー、それそれそれ、そうなんです!おっしゃる通りです!」というレポートが届きました。
私とクリフトンストレングス®との出会いは、こんな衝撃から始まりました。
資質の理解する
衝撃的な出会いを果たした私たちは、さらに仲を深めて行くことになります。
私のクリフトンストレングス®の結果(TOP5)は
- 戦略性
- 学習欲
- 未来志向
- 活発性
- 個別化
でした。
要約すると、
「目標を達成した自分の姿をハッキリと思い浮かべ、そうなるために、しかも最善の方法でゴールするにはどうすればいいか、何が必要かをさーっと調べ上げて見つけ出し、即実践」
これが私の強みです。
私たちの才能は、2つの資質が一緒になって融合した時に個々の資質よりも最良のものになります。
例えば、私の“最短でゴールするにどうすればいいか”戦略を考える才能は、
未来志向と活発性によって、“どんなことでも目標に向かって即行動に移せば必ず実現出来る”と強く信じ、
戦略性と学習欲によって“新しい経験や情報を得て選択肢の幅を広げて戦略を立てる”、
という才能の最大限の活用が出来るのです。
スピード命、無駄は嫌い、とにかく調べ上げ「これがベスト」という策を瞬時に見つけ出す。
これを見ただけで、オエ…と思われる方もいらっしゃるはず笑
攻撃的ですよね…私と全く異なる才能を持つ同僚には、単なる攻撃・もらい事故にしかならないわけです。
私たちの才能は、ポジティブに使えば最高のパフォーマンスを出せる素晴らしい強みなのですが、ネガティブに使ってしまう(資質が強く出過ぎてしまう・自分のために使ってしまう)と、かえってマイナスになってしまうのです。
私の場合、せっかく5番目の個別化によってチームメンバーそれぞれの優れているところを見つけられるのに、1番目の戦略性と4番目の活発性によってメンバーにも同様に「すぐ」行動に移して欲しい!!と思ってしまうんですよね…
そうか…だから
「井川さんみたいには考えられません」とか
「井川さんって宇宙人みたいですよね」とか言われたのか…
これまでの人生、私の強みが強く主張しすぎたために、自ら敵を作り生きづらい環境を作っていたんだな…と、初めて気づいたのです。
私が大好きになった!(強みを理解する)
クリフトンストレングス®は私に、自分の強みが周りに与える迷惑を教えてくれました…
でも、実は、私は最初にTOP5の資質を知った時、資質のレポートを読んだ時、自分の結果を誇らしくも思ったし、単純に「嬉しい!」という感情を抱きました。
最初に就職した会社の影響か、生まれ育った環境か、恐らく両方の要因から、私はスピーディに判断して仕事や考えを進めて行くことを理想としていたし、それが最良だと思っていました。
限られた時間の中で、出来るだけ多くの処理をこなす。今日発生した仕事はできるだけ翌日に持ち越さない。それをモットーとして働いていたので、私は私の強みを最大限に活かすことができていたんだな、と知ることが出来たからです。
でもその一方で、自分を犠牲にして一生懸命になりすぎて疲れてしまい、気が付いた時には精神的にも身体的にも限界、、、ということが度々ありました。
「もっと自分を大事にして」
これまで色々な方に言われてきました。同期、先輩、カウンセラー、セドナで見てもらったサイキッカーetc..
「自愛」をすることが大切ですよ、自分を犠牲にしてはいけないよ、と。
これが難しくて、つい無理して色々引き受けてしまい自分の首を絞める、を繰り返してきた私。
どうすれば自分を大事にして、自分の気持ちを素直に受け入れ、自分の気持ちに従えるのか…
瞑想か?
瞑想やってみる → 気がつくと目を瞑ってアレコレ考えてしまう → あ、いけない、瞑想瞑想!
の繰り返しで終わり、1ヶ月と持たない。
書き出すワークか!
ノートに書き出してみる → ただ愚痴を書き連ねるだけ → その時の怒りや悲しみが蘇って余計心乱れる。
自愛ってなんだー。自分を受け入れる、好きになる、可愛がるって何だーーーーーーーっ!!!
と思っていたのですが、この資質レポートを見て、
「あれ?私、自分の資質めちゃくちゃ誇りに思ってる!私の資質、イケてない?」
と、自分大好きな自分に気づけたのです笑
強みを活用するために必要なこと
Gallup認定ストレングスコーチの研修を受けて、強みを活かすことの大切さとそれにより得られるベネフィット(効果)の大きさを知り、”強み最高!活用せねば!!”とすぐに思ったのですが、それと同時に正しい使い方、効果的な使い方の大事さも実感しました。
大切なことは、やっぱり、自分をよく知ること。
自分の強み・弱みを知って、強みをどう活用したらよりいい成果が出せるか、周りの人達と協同できるか、いい人間関係を築いていけるか、意識して行動すること。
自分の強みを上手に使うのもマイナスに使ってしまうのも、自分次第。
せっかくだったら、自分の強みを上手に、最大限に活用して、充実した日々を楽しみたいですよね!
クリフトンストレングス®の資質レポートを受け取り、ストレングスコーチの研修を受け、自分と向き合うことが出来始め、今も日々理解を深めています。
皆様も是非、ご自身の強みを知ってみませんか?