キャリアと聞くと、仕事におけるキャリア(経験、就職先、業務内容、役職など)についてを考えると思う人も多いと思います。
ですが、実はキャリアとは私たち自身の「生き方」のことです。
厚生労働省の「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書には
『「キャリア」とは時間的持続性ないし継続性を持った概念』
『「キャリア形成」とは、このような「キャリア」の概念を前提として、個人が職業能力を作り上げていくこと、すなわち、「関連した職務経験の連鎖を通して職業能力を形成していくこと」と捉えることが適当と考えられる。』
と記載されています。
つまり、キャリアとは仕事・働くことを通してどんなことを学び習得してきたかの経験だけではなく、仕事をする上で得た・若しくは得る知識、技術、経験を通して今後どうなりたいか、どう在りたいかということ、私たちの生き方そのものを指しています。
正規雇用で働くことを敢えて選ばないという人も増えてきていますが、今日の働き方は多様化して、特にコロナの影響もありここ数年だけでも大きな変化が起きています。
経済的な低迷を受け、終身雇用制度をなくして成果主義を採用する企業がもっと増えるかもしれません。
10年先が全く読めないこの時代に私たちに必要なことは、やはり一人ひとりが自分のキャリアを考えること、キャリアデザインの重要性です。
自分のキャリアを自分でデザインする、自分らしく自分で責任をもって生きる。
それがこれからの時代に求められる生き方なのだと思います。
自分の意志で、自ら自由に選択して生きていくことができる時代、とも言えます。
様々な価値観が受け入れられ、周りの目や「常識」と定義づけられてることに自ら縛る必要もなく、
ただ、私たち自身の信念をもって、責任をもって生きていく時代。
あなたはどんな人生を創って行きたいでしょうか?